自己紹介

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理学療法士による身体活動研究チャンネル。医学に関する専門的な知識を動画を使い説明しています。解剖、運動、生理学はテキストで勉強するよりもビジュアルを通して学んだ方が記憶にのこるのではないかと思い、学生時代からこの活動を始めました。今後は臨床で感じた新たなニーズを等身大で表現していきたいと思います。※身体の活動には個人差があります。ご心配な方はお近くの医療施設にご相談下さい。

2011年7月28日木曜日

足の骨 Bones of foot : 身体活動研究



足の骨は7つの足根骨、5つの中足骨、14の指骨の合計26個の骨で構成されています。
まず、距腿関節を構成する、距骨、その下方に踵骨があります。 
その他には舟状骨、内側楔状骨、中間楔状骨、外側楔状骨、立方骨、中足骨、基節骨、中節骨、末節骨があります。

距骨の下面と踵骨の上面で構成される関節を距骨下関節と言います。
距踵舟関節の距骨と舟状骨の間の部と踵立方関節で構成される関節を横足根関節と言います。こちらはショパール関節とも呼ばれています。

内側楔状骨と第1中足骨、中間楔状骨と第2中足骨、外側楔状骨と第3中足骨、立方骨と第4中足骨および第5中足骨とで構成される関節を足根中足関節と言います。こちらはリ スフラン関節とも呼ばれます。

参考図書
中村 隆一 (著), 斎藤 宏 (著), 長崎 浩 (著) :基礎運動学 第6版

参考web
http://web.sc.itc.keio.ac.jp/anatomy/osteologia/osteologia12.html



2011年7月21日木曜日

心臓冠動脈 Coronary Artery : 身体活動研究




心臓を取り囲むようにして冠状に走っており、主に右冠動脈(RCA)、左冠動脈前下行枝(LAD)、左冠動脈回旋枝(LCX)であり、特にLADとLCXに分かれる前の冠動脈を左冠動脈主幹部(LMT or LM or MT)と呼ぶ。


右冠動脈(RCA)は洞房結節、房室結節、右心室、心臓の後壁および下壁を栄養している。
左冠動脈前下行枝(LAD)は心室中隔、心臓の前壁、心尖部を栄養している。
左冠動脈回旋枝(LCX)は心臓の左側壁、左後壁を栄養している。

これらの各枝の栄養領域についてはある程度の個人差があり、右冠動脈優位型(60%)、左冠動脈優位型(30%)、左右均衡型(10%)の3つのパターンに大別される。

心臓は脳と並んで、人体の中でも最も酸素の需要が激しい臓器のひとつである。冠動脈に動脈硬化を起こすと狭窄や閉塞が起こり、狭心症や心筋梗塞の原因となる。

冠動脈は、他の動脈と違い、心臓の収縮期にその血流は減少し、拡張期に血流が流れる、という性質を持つ。

これは、心筋収縮により血管が圧迫され循環抵抗が増すこと大動脈からのバックラッシュで戻って来た血液が、閉じた大動脈弁に遮られ、冠動脈に流入していくなどの理由による。後者の理由により、心臓弁膜症(大動脈弁閉鎖不全症)や大動脈の動脈硬化は、うっ血性心不全へと至りやすい。

参考HP http://ja.wikipedia.org/wiki/冠動脈

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2011年7月11日月曜日

動作分析アプリ:身体研究活動



療法士.com から参照

http://ryouhousi.com/modules/column/app/motion_analyzer/product.html

・動作を任意箇所で停止、スロー再生、基準線描画などで詳細に分析
・2つの動画を比較分析することが可能
・患者/利用者は基本情報の他、症状・手術日などリハビリに関連する項目のメモが可能
・動画には歩行距離や筋力/認知レベルなど各種測定/評価データを入力することが可能
・搭載評価ツール/リファレンス
BI、ミオトーム、デルマトーム、BorgScale、MRC息切れスケール、Hugh-Jones分類、NYHA分類、Anderson改定基準、リハビリテーションの中止基準、NPUAP分類、JCS、GCS、身体機能平均値、認知症高齢者の日常生活自立度、障害高齢者の日常生活自立度
・撮影・分析する際には、事前に被写体の方々から同意をいただくための、同意書フォーマットがサイトからダウンロードが可能。(端末本体にパスワードロックをかけるなどの適切な防御・セキュリティ対策を講じてください。)



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